岸陽一郎氏は株式会社キャリアプランを立ち上げ、数々の大学合格実績を残している東進衛星予備校MSGnetworkを運営しています。
学生時代から学習塾の経営に関わっており、起業後も質の高い学習の提供に注力しています。
岸陽一郎氏がどのような人物であり、どのような経緯で学習塾業界に入ったのか気になる方もいるでしょう。
今回は、キャリアプランの概要や岸陽一郎氏の経歴、経営で大切にしていることについてご紹介します。
キャリアプランとはどんな会社?
社名 | 株式会社キャリアプラン |
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代表 | 代表取締役社長 岸 陽一郎 |
設立 | 1998年3月 |
本社所在地 | 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-4 横浜イーストスクエア 5F |
資本金 | 1000万円 |
事業内容 | MSGnetwork東進衛星予備校の運営、その他個別指導塾の運営 |
HP | https://t-msg.co.jp/recruit/ |
キャリアプランは、岸 陽一郎氏が1998年3月に立ち上げた会社です。
神奈川・埼玉・愛知・岐阜にて、大学受験予備校のMSGnetwork東進衛星予備校を運営しています。
東進ハイスクールのハイレベルな映像授業に加えて、丁寧な学習サポートによって受験校合格に導いています。
2024年現在、教室の数は55箇所あり、全国1100校ある東進衛星予備校の中でもトップクラスの合格実績を持つことが強みです。
2024年現在、合格実績部門や東大合格実績部門において、25年連続最優秀賞を受賞しています。
最近は、最新AIをを活用した演習プログラムや、ネイティブ講師による英会話レッスンなども独自に展開し、さらに良質な学習の提供に努めています。
岸陽一郎氏とはどんな人?人柄や経歴をご紹介
岸陽一郎氏の出身地や年齢などの詳しいプロフィールは公開されていません。
しかし、インタビュー記事によると、最終学歴は慶應義塾大学総合政策学部のようです。
子どもの頃から組織作りに関心があり、大学生時代から塾経営に携わっています。
そんな岸陽一郎氏の人柄やキャリアプランを立ち上げる前の経歴をご紹介しましょう。
小学生で手作り郵便局を運営
岸陽一郎氏は、小学2年生の頃に社会科の授業で郵便局を見学し、手紙や荷物が届けられる仕組みに興味を持ちました。
そして、教師に学校内に郵便局を作りたいと提案したところ受け入れてもらえ、校内に期間限定で手作り郵便局が開設されます。
岸陽一郎氏は局員として手紙を相手に届ける業務を手掛け、積極的に提案をしていき、局長を任せられるまでになりました。
郵便局の運営では、「休み時間まで仕事をするのは嫌だ」「はがきの内容を読まれるなんて、プライバシーの侵害だ」といった意見も出て、他の生徒との意見の対立もあったそうです。
郵便局の運営を経験した岸陽一郎氏は、当時のことを「社会の縮図だった」と語っており、組織作りの楽しさと難しさを実感していました。
恩師の影響で前向きな考え方を持つ
幼少期の岸陽一郎氏はアトピーや喘息に悩まされており、体は強くなく、運動も不得意だったそうです。
そんな岸陽一郎氏の考えを変えたのは、小学3~4年生の時の担任教師でした。
担任教師の「苦手なことでも、それを乗り越えていくのが挑戦だよ」という言葉に励まされ、苦手な早朝マラソンにも熱心に取り組むようになりました。
その経験から全力で挑めば壁を越えられることを学んだそうです。
小学校高学年頃になると体も強くなり、不得意だった運動も好きになり、物事を前向きに考えられるようになりました。
自分を変えた担任教師にはとても感謝しており、今でも交流を続けています。
大学生スタッフだけで塾経営
岸陽一郎氏は、慶應義塾大学総合政策学部に入学し、在学中に父親が経営する塾で仕事を始めました。
午前中は大学の講義を受け、午後は塾の仕事の手伝い、帰宅後は大学の課題・レポートに取り組み、朝6時前には高校の前でビラ配りというハードな日々を過ごしていたそうです。
岸陽一郎氏が務めていた塾は東進衛星予備校のネットワークに加入しており、当時は300~400校ほどありました。
塾を運営するスタッフは岸陽一郎氏を含めて大学生のみでしたが、たくさんある教室の中で合格実績1位を獲得しています。
岸陽一郎氏がキャリアプランを起業した背景
岸陽一郎氏は、父親が運営していた「明昭義塾」を引き継ぐ形でキャリアプランを立ち上げました。
続いては、キャリアプランを立ち上げた背景についてご紹介します。
大学在学中の塾経営が自信につながった
本格的に学習塾に進出しようと思ったきっかけは、大学在学中の塾経営です。
岸陽一郎氏が東進衛星予備校と出会ったのは、高校生の頃でした。
父親が経営する塾は小・中学生向けでしたが、高校生向けの授業も充実させる目的で東進ハイスクールのネットワークに加入したのです。
岸陽一郎氏も大学受験のために東進衛星予備校杉田校に通っており、たくさんのビデオライブラリーから必要な授業を選んで組み合わせる学習方法に感動していました。
また、この学習方法によって無事に志望校に入学を果たしています。
東進衛星予備校の学習方法に感動すると同時に、「最善なカリキュラムを自力で組める生徒は少ないだろう」という疑問が浮かびました。
その疑問に対して、生徒数の増加や合格率を上げるために、生徒一人ひとりに対して適したカリキュラムを提案できるスタイルにするというアイデアが浮かびます。
そして、大学入学後に自ら進んで父親が経営する塾の手伝いを始めました。
手伝っていた塾が東進衛星予備校のネットワーク内で合格実績1位を獲得したことで、「この業界でやっていけるぞ」と自信が付いたそうです。
大学卒業後に本格的に事業をスタート
大学卒業後の進路を決めるタイミングで、岸陽一郎氏は東進衛星予備校の事業計画を父親に提出し、「経営を任せてほしい」ことを申し出ました。
この申し出に対して父親は快く承諾し、本格的に株式会社キャリアプランを立ち上げます。
大学卒業と同時に社長に就任し、当時はがむしゃらに働いていました。
しかし、無理な働き方によって体調を崩し、1年間の休養を余儀なくされます。
「自分がいないと会社が倒産してしまう」と感じたそうですが、自分が不在の間も会社の売り上げは伸びていたそうです。
そのことを不思議に思った岸陽一郎氏は、父親から「スタッフ一人ひとりが自分の得意なことを活かして仕事をしている」という話を聞き、チームで働く大切さを知ったそうです。
その後、仕事を分担できるようにチーム制を導入し、自身やスタッフの負担軽減や業務の効率化を図っています。
また、仕事を分担したことで、自分の仕事に対して責任とプライドを持つスタッフが増えており、良い結果につながったそうです。
岸陽一郎氏が経営で大切にしていること
若くして会社経営を始めた岸陽一郎氏ですが、どのような思いで経営を続けているのでしょうか?
ここで、岸陽一郎氏が経営で大切にしていることをご紹介します。
社員第一主義を貫いている
キャリアプランの理念は、社員第一主義です。
生徒に接するスタッフが幸せでなければ、生徒を大切にすることができないという考えから社員第一主義という理念を掲げています。
スタッフが公私ともに充実した人生を送ることで心に余裕が生まれるので、生徒に対して良質な指導を届けられるということです。
岸陽一郎氏は公私ともに充実させる環境にするために、業界では珍しく土日休みにしたり、成果や仕事への姿勢に応じて昇進させたり、多様な社外イベントを開催するなどしています。
スタッフを適切に評価
岸陽一郎氏は、スタッフの仕事ぶりを適切に評価することを大切にしています。
チーム制によって仕事を分担するようにしたことで、それぞれの成果や仕事の姿勢から一人ひとりを適切に評価できるようにしました。
また、失敗に対しても前向きな評価をすることが多いです。
たとえ失敗したことでも、それがスタッフの成長につながる挑戦だったのであれば、プラスの評価をしてくれます。
適正な評価をしてくれるので、年齢や経験なく昇進を目指すことも可能です。
まとめ
キャリアプランの代表を務める岸陽一郎氏は、大学生の頃から学習塾を経営しており、現在も良質な学習の提供に努めている人物です。
MSGnetwork東進衛星予備校では、東進ハイスクールの映像事業に合わせて、生徒に寄り添った学習サポートに徹底しています。
それが生徒や保護者からの満足度につながっており、優良な予備校として成長し続けています。
志望校合格のために質の高い学習を受けたい時は、MSGnetwork東進衛星予備校の無料体験に参加してみてはいかがでしょうか。
また、社員第一主義を掲げており、スタッフが働きやすい環境を整えていることがわかりました。
今後もさらなる成長が期待できるので、学習塾の仕事に興味があれば、キャリアプランの採用サイトをチェックしてみましょう。