はじめに
就活を始める前に、業界研究をしますよね?自分が働きたいと思っている業界が衰退業界だと、就職しても長く働くことができないかもしれません。そのため、しっかりと見極めをする必要があります。この記事では、今後発展する業界と衰退する業界の一部を紹介します。
発展業界
発展業界の特徴は、新しい技術に取り組んでいるかどうかが大切です。その中でも、いくつかわかりやすい業界を紹介します。
IT業界
一つ目は、IT業界です。ITと言うと幅広いですが、ホームページを作ったり、アプリを作ったりするだけではなく、自動車や機械の制御なども含まれています。
例えば、自動車業界ですが、ご存知の通り、日本には大手の会社がたくさんあります。これからのトレンドは、車を電子制御する自動運転の分野でしょう。今ままで、自動車業界は、車の走りの性能を大きく伸ばしてきました。振動の少なさや、ハンドルの切りやすさ、運転する人の楽しさを高めてきました。
これは今後も続くこととなりますが、それ以上に将来性があるのが自動運転です。IT業界を代表するGoogleなどが自動運転車の開発を進めているように、IT業界が今後自動車業界を引っ張っていくことになるかもしれません。
福祉関係
日本の高齢化社会が対応していかなければいけないのは、高齢化する人々の要求に対応していくことです。一人暮らしの老人が増えたり、介護のための補助器具が必要になったり、この流れは今後減ることはなく、逆に増えていくことになるでしょう。
衰退業界
発展していく業界があるように、衰退していく業界があることを忘れてはいけません。
国内製造業
業界というよりも、産業の構造になってしまいますが、国内で生産し、国内で販売している会社は現在かなり苦労をしています。なぜなら、日本国内の需要は今後落ちていくからです。高齢者向けのサービスは伸びていきますが、自動車や電気製品など国内の需要は、人口が減っていく限り伸びていくことはありません。
特に国内需要をメインにしてきた会社は、今後厳しい状況を迎えることになります。家電を扱う電機業界や、海外に出れない自動車業界の中小企業などは、実際に苦しい局面を迎えています。
まとめ
発展業界と衰退産業の一部をご紹介しました。実際に、業界全てが伸びていく中でも、その流れに乗れない会社も多くあります。業界だけで会社の判断をせず、会社のビジョンや取り組みをしっかりとヒアリングすることが大切です。