はじめに
採用されやすい学生というのは面接で話す内容というよりはその立ち居振る舞いで面接官に「ぜひ採用したい」と思わせられる学生です。そんな学生になるためには面接でどのように振舞えばよいのでしょうか。好感度の高い面接での振舞い方についてご説明していきましょう。
身だしなみがきちんとしている
面接の際にはきちんとスーツを着こなしている学生がほとんどでしょうが、実際にはきちんとできていない場合も多いです。靴は汚れていないか、襟やネクタイは曲がっていないか、スーツにしわが寄っていないかをもう一度確認してみましょう。
細かい部分よりは全体的な印象で、面接のために心を込めて身だしなみを整えてきたのかどうかということは伝わってしまうものです。家を出る前にスーツを着た状態で面接をするように椅子に座った状態を鏡で見てみて下さい。それが面接官から見たあなたの姿なのです。姿勢が曲がっていないか、手や足はどのような位置に置くときれいに見えるのかを研究してみて下さい。面接会場に入る前にも忘れずに化粧室などでで自分の姿をチェックしてみましょう。
面接官の目を見て話す
これは当たり前のことのようでできていない学生が意外と多いものです。確かに社会人と接する機会もあまりないですし、自分を評価される場である面接では緊張してまっすぐ面接官の顔を見ることは難しいかもしれませんね。
それでも面接官の顔を見ていないというのはそれだけで自信がないように感じられ、印象が悪くなるものです。面接のときは必ず面接官の顔を見るようにしましょう。わからない質問や自信のない質問が来ても目線を下にすることがないように気を付けて下さい。
適度な緊張感がある
面接は緊張してしまうものですが、かといってあまりにへらへらして緊張感が感じられないのはかえって誠意が感じられないものです。下手に笑う必要も愛想笑いを浮かべる必要もありません。限られた時間で自分の思いを伝えるために誠実な態度で面接に臨みましょう。
自信をもって話すことができる
面接で大切なのは自信を持って話すことです。小さな声で自信なさそうに話していてはあなたの本当の意志が伝わりにくいです。立派な経歴を話す必要はありません。あなたの正直な気持ちをそのまま伝えましょう。
まとめ
面接の立ち居振る舞いで採用したい学生だと思わせることに何も特別なテクニックは必要ではありません。面接に失礼のない身だしなみさえ整えれば、あとは自信を持って普段の自然体の姿で臨めばいいだけです。採用担当者は毎年多くの学生を見ているのでその場限りのテクニックは通用しません。あなたの中に会社に対する本気の気持ちと誠実さがあればそれは会社側にきっと伝わることでしょう。