【就活生必見】ベンチャー企業とは?定義から会社例までわかりやすく説明

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ベンチャー企業とは

こんにちは、SHOKUMIRU編集部です!

最近では認知度も高まり、当たり前の存在になってきたベンチャー企業。

ただ、なんとなくはわかっても明確な定義であったりするのはわからない方も多いではないでしょうか?

また、なんとなくベンチャー=ブラックなイメージがあるのも事実。

実際のところはどうなのでしょうか?

今回はベンチャー企業についてご紹介します!

 

ベンチャー企業とは何か?

ベンチャー企業とはなにか

実は、ベンチャー企業明確な定義は定められていないのです。

設立から5年程度、インターネットサービスなど新しいビジネスの領域を手がけていること、他にはベンチャーキャピタルなどの投資機関から出資を受けている会社、ベンチャー指定を受けている会社…などがベンチャー企業と呼ばれています。

“産業構造の転換期には、産業の主役が交代し、最先端の分野でそれまでなかった新しいビジネスが生まれ、そして新しい市場が作り出される。そんな時代のニーズを背景に、独自の技術や製品で急成長していく企業を「ベンチャー企業」と呼んでいる。”

[引用]コトバンク

以上のように天下のコトバンク先生は言っておりますが、その歴史を紐解くと、日本国内では過去に三度のベンチャーブームが起きています。

まず最初は1970年代前半。中小企業の株式を引き受けたり、コンサルティングなどの支援をおこなう中小企業投資育成会社の設立。
日本証券業協会が企業の発行する株式の情報を公開する制度を設けたために、たくさんのベンチャー企業が創業されました。

二回目は1980年代前半。テクノロジーが発達したり、流通業、サービス業が盛んに行われ、ソフトバンクやTSUTAYAなど今では名前を聞けば分かるような有名な会社もこの時期に作られたようです。三回目は1990年代中頃から。政府主導で、さまざまなベンチャー企業を支援する制度が作られました。これにより、起業を志す人が増えてきたそうです。

ベンチャー企業とスタートアップ企業は同じなのか?

ベンチャーとスタートアップ

ベンチャー企業と同じように最近聞くことが多くなったスタートアップ企業。ベンチャー企業とスタートアップ企業は似ているようで少し違います。

スタートアップ企業とは、これまでに市場に存在しなかった新しいビジネスを掲げ、短期間で急激に成長を遂げている企業のことをいいます。

一方でベンチャー企業の場合は既存のビジネスモデルの延長線上にあるサービスを展開しているので、スタートアップ企業とは呼びません。

アメリカなどでは多くのスタートアップ企業が存在していますが日本の場合はまだまだ少ないのが現状です。

社内ベンチャーとベンチャー企業は別である

ベンチャー企業というと社内ベンチャーという言葉もよく聞きますが、ベンチャー企業とは全く違います。

社内ベンチャーとは、すでに事業を持っている企業が、新しい事業を作るために、社内に独立した部を作ることをいいます。あくまで企業内での立ち上げなので法人登記をすることがありません。

社内ベンチャーは起業家精神を持っている社員が、元の会社からの資金サポートなどを受けながら事業を展開していけるというメリットがあります。

逆にデメリットは、新規で事業を展開するとはいえ企業内での承認が必要なので、ベンチャー企業に比べスピード感に欠けてしまうことや会社都合で事業を継続できなくなる可能性もあります。

 

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